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積水ハウスでスーペリア仕様の家づくり ~暮らしのリアル~
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スーペリア仕様の断熱性能を主要ハウスメーカーと比較してみた

この記事では、住宅業界を代表する大手ハウスメーカー「積水ハウス」「住友林業」「大和ハウス」そして「一条工務店」4社のUA値を比較し、それぞれの家づくりの特徴を簡単にまとめてみました。

目次

「UA値」とは?

UA値についておさらい

UA値(W/㎡K)は、住宅の外壁や屋根、床、窓などを通して逃げる熱量を示した数値です。数値が小さいほど、住宅の断熱性能が高いことを示します。

UA値は、夏は涼しく・冬は暖かい室内環境づくりに大きく影響します。積水ハウスは軽量鉄骨系戸建商品で、断熱性能をより向上させた「 ぐるりん断熱 」を標準採用しています。

積水ハウスの公式ページによると、「ぐるりん断熱」は、家全体を包み込むように最適な断熱材を配置し、快適性・省エネ・環境配慮を高めた新工法で、光熱費とCO₂排出量を最大約50%削減するそうです。

UA値と断熱等級の関係

2025年4月1日から、新築住宅において断熱等級4の適合が原則義務化されました。
さらに、2030年には断熱等級5の義務化も予定されています。

等級UA値の目安(地域区分6)特徴
等級40.87以下最低限の断熱性能(旧基準)
等級50.6以下ZEH(ゼッチ)基準
等級60.46以下HEAT20 G2相当。高断熱
等級70.26以下HEAT20 G3相当。超高断熱住宅

UA値が約0.2W/㎡K下がるごとに断熱等級がひとつ上がっていく感じになります。
一度家を建てたら後から変えることができないもののひとつがこの断熱等級です。
後から変えられないからこそ、比較してよく考えてから家の仕様は決めたいですね。

主要ハウスメーカーの断熱性能をUA値で比較

各社の代表的な仕様やプランをもとにUA値を比較してみました。
実際のUA値は地域や間取りによって変動しますが、目安として参考にしていただければ幸いです。

ハウスメーカー別UA値比較表

東京都の地域区分に求められるUA値の基準は、「0.87W/㎡K」です。
これを基準に次の表を見ると、どのメーカーの住宅も十分な断熱性能があることがわかります。

ハウスメーカーUA値(W/㎡K)特徴・備考
積水ハウス(スーペリア仕様)0.36「ぐるりん断熱」
アルミ樹脂複合サッシ採用
一条工務店0.25「外内ダブル断熱構法」
業界トップクラスの断熱性能
大和ハウス0.44~0.6「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」
断熱等級6を標準化
住友林業0.46~0.56「360°トリプル断熱」
木材、断熱材、窓ガラスの3つで家全体を魔法瓶化。

📝 補足: UA値はあくまで参考値です。正確な数値は設計内容や建築地によって異なります。

各メーカーの特徴

積水ハウス:高断熱とデザイン性の両立

「スーペリア仕様」ではUA値0.36という高い断熱性を持ち、都市部の狭小地などでも快適に過ごせる性能を確保できています。
加えて、積水ハウスは高い「提案力」も特徴と言われています。実際、わたしたちが家を建てたときも、間取りの提案から植栽のライトアップまですべてに納得できる理由があり、提案力の高さを実感しました

業界トップクラスの断熱性能ではなくても、スーペリア仕様では等級6を取得できる仕様があり、そのうえデザイン面での提案力もあるとなれば、その両立こそが積水ハウスの強みと言えるのではないかと思いますが、みなさんはどう考えますか?

住友林業:自然素材と高断熱を両立

住友林業の家は、木の質感を活かした設計と高性能な断熱性を両立した住まいが特徴です。
断熱材は「グラスウール(高性能品)24K」を採用し、繊維径は一般的なグラスウール(グラスウール10K)に比べ1/2、総量(密度)は2.4倍にもなります。

また、窓は、1枚ガラスに比べ熱の伝わりを約80%低減するアルゴンガスを封入したLow-E複層ガラスを採用しているようです。

『木のぬくもり感が好き』『木の質感が好き』という方には特に人気のあるメーカーのイメージがあります。

大和ハウス:選択肢の広さとバランスの取れた性能

ZEH水準を上回る「断熱等級6」を標準仕様にしている点は、ダイワハウスの大きな特徴です。
また、グレードによって断熱性能を選べる柔軟性が強みのメーカーです。
木造の場合は木そのものが断熱材になりうることから、断熱等級7にも対応できる断熱仕様もあります。

積水ハウスでは特に断熱仕様に何も注文がなければ断熱等級は4になるので、標準で6というのは断熱に力を入れているのが伝わってきます。

一条工務店:圧倒的な断熱・気密性能

一条工務店の断熱最大の特長は、オプションにはなりますが、玄関のドアを分厚い特殊な建具を採用することで、断熱等級7を取得できるところです。断熱性能は文句なしの業界トップクラスです!
外側と内側からWで断熱材を施す外内ダブル断熱構法で、外壁の外側に50mm、内側に140mmもの高性能ウレタンフォームを採用し、まるで魔法瓶のように家全体をしっかりと包み込みます。
さらに、熱の出入りが多い窓にはトリプル樹脂サッシ+Low-Eガラスを標準装備。
徹底した断熱対策で、外気の影響を最小限に抑えています。

UA値だけじゃない!「快適な住まい」の選び方

ここまでは主に断熱について話をしましたが、快適な住まいを考えるうえで重要なポイントは断熱以外にもいろいろあります。

気密性能(C値)もあわせてチェック

いくらUA値が良くても、隙間から空気が漏れる(=C値が高い)と、断熱の効果も半減してしまいます。
とくに寒冷地では気密性は重要です。

実際にわたしたちが積水ハウスのスーペリア仕様で家を建てたときも、機密測定をお願いしました。
測定には追加費用が必要ですが、費用を払ってでも測定していただくことを個人的にはお勧めします。
その理由については、また別の記事でご紹介します。

換気システムや窓の仕様も性能に直結

熱交換型の第1種換気システムや、トリプルガラス・樹脂サッシの採用など、設備面の差も快適性に大きく影響します。
断熱をよくした分心配になるのが「結露」ですよね。
ハウスメーカーによって換気システムはもちろん換気に対する考え方も様々あるので、いろいろ詳しく調べたり担当の営業さんに確認することをお勧めします。

まとめ:UA値にこだわりすぎず、後悔のない家づくりを。

これから住宅を建てるなら、性能表示をきちんと確認することは後悔のないマイホーム選びの第一歩です。ただし、UA値だけではなく気密性や換気機能、素材や設計思想まで幅広くチェックすることが大切です。

インターネットやブログの記事を読むとつい隣の芝が青く見えてしまうものですが、一度立ち止まって、「どうして断熱等級を上げたいのか」「自分たちにとっての快適って何か」を明確にしておくことを強くお勧めします!

『それぞれのご家庭にとっての快適』を追求することが、後悔の少ないマイホームづくりに繋がります。
あまりUA値やC値などの数字にばかりとらわれず、自分たちの家づくりの『コンセプト』を見失わないようにすれば、きっと素敵なマイホームが出来上がるのではないかなと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
皆さんにとって快適なマイホームが出来上がることを心から願っています。

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